FivetranでBigQueryをDestinationに設定してみた
こんにちは、スズです。
FivetranでBigQueryをDestinationに設定してみましたので、本エントリでご紹介します。
設定については、以下の公式ドキュメントを参考にしています。いくつかオプションがありますが、本エントリではオプションについては設定をしていません。
FivetranでBigQueryをDestinationに設定するためには、Fivetran側ではDestinationの追加が行えるアカウントを使用する必要があります。また、Google Cloud Platform側では、プリンシパルの追加が行えるアカウントを使用する必要があります。それぞれのアカウントのロールについては、以下に公式のドキュメントがございます。
BigQueryをDestinationに設定してみた
Fivetranにログインし、右上の[+ADD DESTINATION]をクリックします。
Destination nameにDestinationの名前を入力して、[ADD]をクリックします。
Select your data's destinationでBigQueryを選択して[CONTINUE SETUP]をクリックします。
設定画面が表示されますので、Google Cloud PlatformのProject IDやData Locationなどを設定します。
ここでGoogle Cloud Platformに移動します。Fivetranに設定するGoogle Cloud PlatformのProject IDは、Google Cloud Platformの[IAMと管理] > [リソースの管理]で確認できます。
また、Google Cloud Platformで当該プロジェクトのプリンシパルに、Fivetranのサービスアカウントを追加します。[IAMと管理]の[追加]をクリックして、以下の設定を行います。
- プリンシパル:Fivetranのサービスアカウント
(例:***@fivetran-production.iam.gserviceaccount.com) - ロール:BigQueryユーザー
Fivetranに戻り、設定が完了したら[SAVE & TEST]をクリックします。
テストに成功すると、All connection tests passed!というメッセージが表示されます。[VIEW DESTINATION]をクリックすると、作成したDestinationのダッシュボードが表示されます。
最後に
FivetranでBigQueryをDestinationに設定する方法についてご紹介しました。